解説

日下部 美樹史 (くさかべ みきひと)

洋画家。岐阜県下呂市出身。

多摩美術大学在学中より上野の都美術館の公募展にて都知事賞等、7回受賞。

卒業後、日本デザイナー学院講師時代、1970年にフランス政府の招聘を受けて渡仏。

パリ国立美術大学にて当時具象画家第一人者のシャプラン・ミディに師事。

フランス画壇においても早々に頭角をあらわし、フランス美術家協会展にて銅賞・銀賞に続き、

1974年にはグランプリの金賞を受賞。ナショナル・デ・ボザール会員に推挙される。

1977年、フランス・クレルモンフェラン市芸術祭招待出品。

1979年、日仏現代作家展招待出品、フランス・フレジュス市芸術祭招待出品。以来、40年間以上パリを拠点に制作。

国内においては、日本橋三越、名古屋三越、日本橋高島屋にて個展。

マチスやボナールなどフランスの本流を受け継ぎ、品位や優美さがあふれる悠久的な美を追求した風景画、人物画を描き続けている。

抑制された表現の中に穏やかさ、繊細さ、温かさの滲み出る画風が特徴。

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